昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

対トップスピンは打ちやすい

テニス雑誌は少し昔はトップスピン礼賛の記事ばかりだった。

当時のトッププロがトップスピンだったせいかな?

 

それが収まったと思ったけど、最近またトップスピンがどうのこうのとWebでも見るようになってきた。

トップスピン練習器なんてものも出てますな。

http://min-feb.269g.net/article/16939216.html

 

でも、トップスピンがそんなにいいかなあ?

軌道は読みやすいし、適度に伸びて弾んで勝手にちょうど良い高さで手元に来てくれる。

トッププロくらいのトップスピンならば私なんか取れるわけないし、

上手い人が丁寧にエンドライン付近の深いところへ打ち込む球は非常に取りにくいけど。

しかしたいていの人は適度に短い球でスピンもかかっていてもそこそこのレベル。

 

いつぞや、高校生がものすごいスピードボールでネットを超えたらグイッと沈むような球を打つのをボレーする練習があったけど、ボレーが下手な私にしては意外にボレーできた。

 

一方、私がフラットでポコッって当てただけの打球は、(別の)高校生はとてもボレーしにくそうだった。

 

おそらく、フラットの球の軌道の方がトップスピンのそれよりも予測しにくいのでは。

またはフラットの軌道に皆慣れていないのか。

 

いずれにしろ、トップスピンなんかかけたって、そこそこレベルでは相手にとってストロークもボレーもしやすい。

ものすごいスピンならば別だけど、そこまで打てる週一プレーヤーなんかいるのかね?

 

というわけで、できるだけフラットで打った方がよいはず。

しかし球速が増してくるとコートに収まりにくいので、ホントに最低限のスピンはかける。

「スピンをかけすぎるな~!」とはスクールのヘッドコーチがジュニアによく怒鳴っていることだ。