昔気質技術者のお小言

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スノーブラシ

雪国の車に必携なのが、スノーブラシというもの。 正式名称は知らないが、そういう商品名で売られている。 こういうもの。
  ブラシの部分で雪を履き落とし、反対側にはゴムとプラスチックのヘラ状のものが付いているので、それでガラスの雪を拭いたり氷をガリガリと落としたりする。   このタイプのスノーブラシを使っている人は多いが、 実はこの形状だと、雪が数センチ積もっただけでルーフの雪を落とすのに難儀する。 ブラシの部分をワイパーのように動かさなければならないので、重い雪のときにはえらく力がいる。   私がおすすめするのはこういうタイプ。
ブラシが柄に対して直角に付いているのがポイント。 反対側のハンドルを持ってブラシ部分を押したり引いたりするだけで簡単にすばやくルーフの雪を落とせる。 押し引きの動きだから重い雪でも力が入りやすい。   柄が伸縮式のタイプもあるようだが、そんな機能は必要ない。壊れやすくなるだけ。 私は上記の製品ではないが同タイプのものを二十年近くは使っている。 車初心者の時に何にも考えずに買った商品だが手放せない。壊れないし。   ところがこの形状のスノーブラシは、この辺では売っているのを見たことがない。 売っていたとしてもこういう形状。
ハンドルが付くべきところに、雪・氷をガリガリするものが付いている。 これでは持ちにくいので大量or重い雪を落とすときには使いにくい。    ちゃんとしたスノーブラシを使わないから、雪を落とさずに車を出して左右後方視界がゼロでブレーキをかけたときにルーフの雪がフロントに滑り落ちてきて前方も見えなくなる馬○が後を絶たないのかもしれん。   ベストなのは、最初に挙げたタイプのものと二番目のものを両方使いわけることだ。 私は車にその二本を積んでいるのだ。