ガラケー→スマホで経済を考える
http://news.livedoor.com/article/detail/8286262/
ちなみに私はスマホという言い方もガラケーという言葉も嫌いだ。
ガラケーなんて従来型携帯電話を揶揄する言葉で、
それを、料金が高いスマートフォンへ移行させようとキャリアも一緒になって広めた言葉でしょ?
大体、”ガラパゴス”の何が悪いっちゅーねん!
閑話休題。
キャリアによる従来型携帯電話からスマートフォンへの移行圧力を考えると、
経済ってのは、”必要ないもの”を人々に押し付けることによって全体のパイが大きくなっていくんだなあ、と思う。
古くは、それまでの情報収集はラジオで事足りていたところに、テレビが出てきた。
必要ない家庭の方が多かったと思うが、周りの家がみなテレビを買ってじゃあうちも、となった。
最近では、アナログでも十分という家庭も多かったのにデジタル化されてしまい、その結果家電メーカーが潤った。
現在でもテレビが無けりゃ無いでなんとかなるけどね。
ま、それはネットがあるからということもあるが。
炊飯器とか冷蔵庫とか洗濯機なんかは、これらは絶対あった方がいいもの。
携帯電話は、これはそれまでは固定電話とかポケベルで事足りていたじゃないかという意見もあるかもしれないが、
携帯電話の普及によってかなり便利になったことは確かだ。
人命が救われた例も少なくないだろう。
しかしスマートフォンはどうか。
別になくたっていいじゃん?
従来型携帯電話でもネットによるそこそこの情報収集はできてたし。
スマートフォンにするとさらに生活が楽しくなるなんてことはキャリアが作り出した幻想である。
というか、キャリアがアップルとグーグルの手先に成り果てたのだが。
その結果、個人情報はみなアップルとグーグルに吸い上げられているのだ。
スマートフォンは使いこなせば確かに便利だし楽しい。
しかし、だからといって必要が無い人からも高い料金をむしりとるビジネスモデルは明らかにおかしい。
例えるなら、テレビを勝手にデジタルにしておいて高画質だからとNHKの受信料を大幅に値上げするようなもんですな。
ちなみに私はスマートフォンを使っているが、iモード携帯に戻す気は今のところナイ。
ネット関係がみなグーグルの手先になってしまってスマートフォン用サイトしか作らないようになってiモードサイトが衰退してしまっているから。仕方なく。
WiFi使いにして料金が低く抑えられているということもある。
決してスマートフォンの方がよいと思っているわけではない。