昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

そう”する”のではなくそう”なる”

スクールのコーチが言うには、

ストロークのフィニッシュに向けて後ろ足が伸びていき腰のあたりが反るようにする、のだそうだ。

これがねー、意識していてもなかなかうまくできない。

ふと、ラケットのグリップを引っ張り出すように振ることを思いだした。

例えば、固定されたラケットを身体を回転させて引っ張り出すように力を入れていくと・・・

下半身は理想的なフィニッシュの形になるではないか。

球出しの球を打つ時にそれを意識して振ってみると、そこそこうまくできる。

つまり、足を”伸ばす”のではなく”伸びる”のだ。

テニス関係での解説では、そう”する”のと、そう”なる”のを取り違えていることは少なくない。

ま、テニス関係のみならず、原因と結果を取り違えていることは世間にたくさんあるがね・・・