ノーベル賞を待っている人もいるんだろうなあ
この記事を書いているのはノーベル賞ウィークのとき。
すでに日本人が二人受賞することが発表されたとき。
で、いろんな報道で、受賞者の人となりも紹介されるわけで。
そういうのをテレビで見たのか、とあるラジオ番組への投稿で
「ノーベル賞は人間性も精査するんですかねー」。
人間性もチェックするなんてナイナイナイ!
マスコミによる受賞者の紹介は”いい人”的なところしかやらん!てことを知らないのか?
受賞者の人も”もし”ノーベル賞を期待していたならば、謙虚なコメントを用意しているだろうし。
(今回の人がそうだと言っているのではありません)
大体、昨年の受賞者を忘れたのか?
青色LEDを発明した当時のことも覚えているが、まー、揉めていましたからな。
そしてその後の発言も「(発明は)すべて一人でやった」。
(このブログでは既出ネタ)
某国家的研究機関の理事長もノーベル賞受賞者だが、
なんちゃら細胞の問題のときには、研究者一人に責任を全部押しつけて組織ごとバックれようとしたでしょ?
(これも既出ネタ)
つまり、ノーベル賞受賞者=人間的にもいい人、は絶対に当てはまらない。
一方、今年はノーベル賞委員会から電話来ないかなー、と待っている人も相当数いるのでは、と推測するのだ。
芥川賞の発表みたいにね。
そういう人は普段の態度にも表れていることでしょう。
いつもエラぶっているエラそうな人とかね。
で、もちろん、ノーベル賞の審査は人間性は関係ないから、そういう人の実績も等しく審査されるわけだ。
しかし、本当に優秀な研究者は概して人間性も良い。
現代の、特に理系の”研究”は周囲の協力とかチームワークが不可欠だからだ。
研究結果が世の中に広く普及するには民間企業との健全な付き合いも必須だし。
ま、むかーしむかしは人間性が破たんしていても”研究”できていたわけですがね。
これに紹介されているが、これは昔すぎるか・・・?(笑)
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もしかしたら、このコミックの表題は、実験をマネしないでくださいという意味ではなく
昔の偉人の生き方をマネしてはいけない、という意味かもね!