昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

車用サンシェード

長時間の駐車の際にフロントガラスに日除けを広げる季節ですな。

ま、完璧なサンシェードはありませんな。アタリマエ。
フロントガラスはいろいろな大きさ、形状ですからな。
大抵はフロントガラスに密着しない。
しかし、密着させないとまずいんだってさー、例えばここには書いてある。
そんなん、こういった「純正」をうたうものでないと無理なのでは???
実際、密着しないとどうなるか。

ずっと前だが、新車で買った車で運転席側のドアのゴムパッキンがグニャリと曲がって垂れ下がっていた。
そんな現象はそれまで乗った車では見たことがナイ。
どうやらサンシェードの端の密着していない垂れた部分が太陽光をドアパッキン側へ反射させていたらしい。そして高温になったと。
その辺に気をつけるようにしていたらこの現象は再発しなかった。

しかしサンシェードの状態なんてそれまで乗ってきた車(複数)と同じ。
サンシェードも当時は”紙製”。
どうしてこの車だけパッキンがグニャリと?
たぶんゴムの耐熱性あるいは接着剤の耐熱性が他社の車よりもだいぶ弱いんだろう。

ちなみに当該車は三菱。
これが三菱車の低品質を感じた最初の事例。
ある程度以上の品質や性能を持つ外注部品を選択する能力がないんだろう。
そういう技術力のメーカーは自社で製作する部分の技術力もそれなりに低い。

その推測はすぐに確信に変わった。リコール隠しが発覚するよりも前に。

えーと、サンシェードの話でしたな。
というわけでサンシェードの取り付けにはご注意されたい、ということで・・・。