昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

”省エネ”は何にも考えてないと逆効果

エアコンは短時間であればつけっぱなしで。
http://style.nikkei.com/article/DGXMZO18552000W7A700C1W07000

まー、こういった話は聞いたことがある。
この手の機器は定常運転に入るまでがエネルギーを多く食うのだ。

ちなみに私は引きこもりしているときはエアコンを点けたり消したり。
”省エネ”のために座っている部屋だけ仕切って冷やしているのだが、
6畳間なんかだとエアコンの温度・風向をどのように設定しても冷風が身体にあたって皮膚が冷えるのだ・・・
天井を向けようが壁を伝って風が来る・・・
こんなにオンオフしていては省エネにならない?
いや、室温が上がりきらないうちにオンするからエアコンの再起動のエネルギーはそれほど高くないか・・・?

ちなみに、車のエアコンは単純にオンオフだけ。
温度調節は外気を混ぜて行っている。
家庭用のエアコンのように細かな制御を行なっているのではないのだ。
だから、短時間だからと車のエンジンをかけっぱなしエアコンつけっぱなしでコンビニで買い物している輩は単なるア○である。

ちなみに、車用エアコンでも家庭用と同じような制御を行うのが出てきているらしいが・・・ディーラーにでも尋ねられたい。

エアコンと同じような話になるのが”アイドリングストップ”。
このブログで何回も書いているが、一時停止など短時間のアイドリングストップはガソリンをドブに捨てているようなもの。

また、省エネとなると真っ先に思いつくのがエアコンであるが、
現在のエアコン性能だと、テレビを消した方が省エネ効果は高いのだ。
だから夏場はエアコンうんぬんよりもテレビを消して読書かラジオか昼寝していた方が省エネになるのである。
もちろんこれはテレビ局にとって都合が悪い真実だから、決して紹介されることがない省エネテクニック。