昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

ハンガーにかけたままアイロン・・・

珍しく家事家電を買った・・・


 

いや、上着を洗濯したらしわしわになったんで何とかしようと。
ちなみに最近はクリーニング屋へはほとんど出していない。
金がかかるわりには手抜き仕上げをされるから。
いや、自分で洗濯できる衣類って意外に多いのですよ。

で、上記ハンディーアイロン。
うーん・・・
ハンガーにかけたまま使えるのは便利と思ったのだが、
やはり厚手の生地だとシワはそれほど伸びない。
スチームをあててブラシの摩擦力で生地を引っ張る感じでしか作業できないから。
でも厚手の生地の服は生地が真っ平だとかえって不自然だから、これくらいがちょうどいいのかも・・・

シャツなど生地をぴったんこにしたいならば、やはり裏からミトンなどであて布しないとそれほどしわは伸びませんな・・・
これを使いこなすにはもう少しコツを研究しなければならないようだ。

一方、この製品で困ったのが、置き場所。
本質的な問題ではないですが。
狭い単身世帯だと、いろいろな小物が隙間なく置かれているから、
新たに買ったこいつは意外に置くところがない・・・
ブラシとか給水用のコップとかをひとまとめにできるケースがないから、さらにどうしようかと思う。

アイロンに限らず、この手のハンディーなんちゃら製品は、ケース必須ですな・・・

やっぱり電波のムダ使い

「ドコモが988Mbpsのサービス開始、5CAも提供へ」
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1121982.html

こんな高速回線を必要とする人はいったいどのくらいいるのか?
ほとんどいないだろう。
それなのに、5つの周波数帯を使うだの。
電波の公平な利用、などと言って通信容量制限など実施しているのに、一方では電波を5本も使わせる。
矛盾していないか?

普通のネットだの、多少動画を見るだの、写真や動画をアップするだの、という用途ならば1本で充分でしょ?

通信を高速化するメリットについては冒頭にあげた記事の最後にも書かれているが。
でもそこまで高速化しなくても一般ユーザーだったら通信処理は一瞬だと思うが。
むしろスマートフォン側の処理速度が律速になっているだろう。

これほどまでの高速化を望んでいる人にはそれ相応の料金プランを作って、そうでない人向けにはもっと安い料金にした方がいいのではないのか、”公平”ではないのか?
必要がない高速回線を押し付けて使わせて高い金をむしり取る、これは詐欺師のやり方ではないのか・・・?

 

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スマートフォンは相変わらずつまらない

ドコモの夏モデルの記事。
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1805/16/news066.html

昔、ケータイ、すなわちフィーチャーホンの新機種が出るのが楽しみだった。
いろいろな形があった。
折りたたみ型以外にも、スライド式とかスライド回転式、折りたたまないストレート型、デジカメ型、などなど。
そしてその形状は使い勝手も想像できるものだった。
形状が機能を表現していた。
だから使うのが楽しくて、2・3年で買い替えていたものだった。

しかし現在のスマートフォンはどうか。
上記記事のまとめ写真を見ると、みんなおんなじ・・・
ただの四角い板。
何の面白みもない。
どーせみんなおんなじ機能なんだろ?と思わせるものだけ。
ハード的には大した違いはナイ。

いや、マニアならば、カメラがデュアルだのトリプルだの、動画機能がどうだの、ハイレゾだの、と言うであろう。
でもそれがナニ?
どーせインスタにアップするくらいでしょ?
そのインスタを見る方もどーせせいぜい5.5インチディスプレイのスマートフォンで見るだけでしょ?
しかも一回ちらっと見るだけでしょ?

ただそれだけの四角い板にこんなに金を出すのか・・・
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1805/16/news137.html
うーむ、馬鹿馬鹿しい・・・

スマートフォンのいいところは、いろいろなことがシームレスにできることだろう。
写真や動画を取って、それをそのままインターネットを通じて送信できるとかインスタにアップできるとか。
でもそれは所詮自己満足。
大したアクセス数もないインスタにアップして何をしたいのだ?
アクセス数がたくさんあったからといっても、だからナニ?とも思うのだが。

資料用・記録用として便利に使っている人もいるだろう。
でも、そういう用途だったらもっときちんと保持できる形状のデジカメの方がいいんじゃないの?
WiFiBluetooth機能もあるからスマートフォンを通してネットにもつなげるし。


 

持ちにくいただの四角い板よりも専用カメラの方がどう考えてもいいと思うけど。

つまり、スマートフォンはいろいろな点で”ムダ”。
形状が機能を表していない、すなわち持ちにくい・使いにくいだけ。
ただの四角い板だからサッと取り出しやすいということはあるだろうけど、
大体の人はバッグに入れているだろう。
男性ならば胸ポケットに入れられるが、その他のポケットだと壊しそうだし、結局バッグに入れといた方が・・・となると別に四角い板でなくてもいいわけで。

例えばカメラ機能をそこまで強化したならば、外形はもっとグリップしやすいものにした方が用途を訴求できるはずなのに、デザインがタダの手抜き。
昔あったフィーチャーホンのようにデジカメに電話機能を付けたような形状にすればいいのにね。
音楽視聴に特化したものならば、思い切って少し大きめの外付けスピーカーを付けてみるとか。

そこまで形状にこだわったものでもなければ、ただの四角い板に何万円も出すのは金をドブに捨てているようなもん。
長く使おうと思っても3年もたてばAndroidのバージョンがかなり古くなってしまうし。

メールとかLINEとかして、時々メモ用に写真を撮ってどこかにアップするとか、ネットで情報を閲覧するとか、程度の用途だったら安物で十分。
私はこれで充分満足している。


 

でもこういった安価なものは作り手も手を抜いていて、「こんなもんでいいだろう」って作りだから、使いにくいことも多いが。
上記のはディスプレイが、まー暗い・・・

”攻めた”形状のスマートフォンは出ないのかね?
もし四角い板以外の形状で使いやすそうなものがあれば、私もメイン回線をスマートフォンにするかもしれない。

田舎の道の駅は”飽きる”

長距離ドライブに行ったとき、
当然休憩場所は道の駅が中心になる。
・・・なんだか「飽きた」。

この辺の特産品は何かな?と道の駅の売店や産直店を覗いてみると、”山菜”ばっかし。
あと地元の野菜。
いや、地元民の利用が道の駅設置の目的の一つではあるのだから、これを否定するものではない。
しかしどこへ行っても、”山菜”が特産品なのか?と思ってしまう。
山の中の小さな道の駅はほとんどがこんな感じ。

道の駅が観光客を呼び込むものではなくて、地元民の交流場所に”しか”なっていない感じ。
外からの人間がお金を落としていくところではなく、その地域だけでお金を互いに回している、感じ。
いや、もちろんそれでその地域がよければそれでもよいのだけど・・・

もし道の駅を地域おこし目的で設置するのであれば、観光客がその道の駅に来ることを”目的”にするようなところにしなければならない。
その道の駅でなければ買えないものを置くとか。
例えば、特殊な農産物とその加工品。

つまり、地元農家の意識も変えなければならないということ。
新たな特産品を作るために新たな作物の栽培に挑戦しなければならない、ということ。
地元民がそういった意識を持っていなければ、道の駅は単なる地元民の”買い合い”場所でしかない。
いや、道の駅設置が地域おこしの目的じゃあないんだったら、それでもいいんだけどね・・・

しかし観光客の立場から言うと、今回寄った道の駅はどこへ行ってもおんなじような野菜と山菜ばっかしで、もう飽きた・・・