昔気質技術者のお小言

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ゴリラスタイル

なんかで”ゴリラスタイル”という言葉を読んだのをずっと覚えている。

ゴリラスタイルとは、ラケットを左手で支えずに右手一本でずっと持っていること。(右手が利き手の場合)

その姿がゴリラっぽいのでゴリラスタイルという。

要するにかっこ悪いってことだ。

 

例えばボレーをするとき、したときに、左手をラケットに添える基本姿勢に戻らず、右手一本でずっとラケットを振り回していること。

 

ゴリラスタイル、結構多く見る。

ああ、かっこ悪い、っていうか、みっともないなあ。

左手をラケットに添えないと身体が開いていて、その姿はまるでアジの開きだ。

 

左手をラケットに添えるというのは、カッコ以外にも理由があって。

まず、グリップチェンジのため。いわずもがな。

ゴリラスタイルの人はグリップチェンジしないのかね?

 

それから、右手が疲労しないよう。

ラケットって思ったより重いものだ。

ずっと持っていると微妙に右手が疲労しラケットの取り回しに影響が出てくる。

だからラケットを振るとき以外は左手で持っている。

 

そして、打点に身体の重心を近づけるようにバランスを取るため。

腕って結構重いんだね。

左腕が身体の横でブラブラしてると、身体の重量が分散するだけで、身体の軸の安定なんて望むべくもない。

 

腕の力の強い人、バトミントン上がりの人はゴリラスタイルでも十分器用にこなすが、かっこ悪さは否めない。

その姿はおっさんテニスをするおっさんくさいぞ~