昔気質技術者のお小言

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日本酒が淡麗ばっかりに

ローカルニュースで、秋田の酒蔵の若手経営者5人が共同で日本酒の仕込みをしているとのことが。

いわく、作ろうとしているのは、すっきりとした飲み口で女性にも受け入れられやすいもの、だとかで。

 

しかしまー、最近の日本酒はすっきり系ばかりだね。

で、女性ウケばかりねらっている。

秋田の酒蔵の若手も所詮流行を追っているだけということかね。

 

前に、秋田の酒蔵が全て出展して試飲させるというイベントがあったのだけど

そのお酒のリストには淡麗系しかなかった。

しかもそのすっきり淡麗なお酒を、木の枡で飲ませるというトンチンカンな体たらく。

 

秋田の酒の凋落が始まっているとみた。

 

さて、私ももちろんすっきり淡麗なお酒が嫌いなわけでは決してない。

ただ、そういうお酒ばーっかしなことが不満なのだ。

新しくお酒を開発するときに女性ウケとかそういうことしか考えられていない。

飲む側も、純米だの吟醸だのラベルだけ見ている。

 

もっと、なんか、こう、濃い甘口なお酒を飲みたい。

だとしたらもう、関西に行くしかないのかな?

 

ワインだって複雑な味わいが魅力なんでしょ?

神の雫」なんかワインを一口飲んだだけで何ページにもわたる味の描写が(^_^;)

日本酒だってもっと濃い雑味?みたいなものが多くてよいと思う。

というか、もともとそういうものだったかと。

 

ちなみに、だからといって、糖類が入った日本酒は嫌い。

風味の調整のための醸造アルコール添加はよいと思う。

料理用にはあえて糖類が入ったお酒を使いますがね。