昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

CAD製図のコツ

JWCADにはかなり慣れたので、あとはいかに間違いなく製図するかだ。

小さい機械加工図面を描いていたときはどんなんでも描けたのだけど、今度の図面は大規模だあ。

そこで、速さより正確さのための私的コツ。

 

・レイヤー全体を一度に描こうとしない

以前に小さな機械加工図面を描いていたときに、レイヤーを移動したらできるだけそのレイヤーに留まって作業してた。これでは要素が多い大きな図面に対応できない。

レイヤーの移動をめんどくさがらない。

 

・レイヤー移動は属性取得で

ある線をクリックすると、その線のレイヤーに移動して線種もそれに変更される機能があるので、それを使ってレイヤー移動すると線種設定ミスが少ない。

だから、最初のまっさらな図面を描くとき、画面の隅にでも各レイヤーの各線種を記入しておいてそれをクリックしてレイヤー移動すればよいな。

 

・補助線はケチらずなおかつ描きすぎず

補助線を引きすぎると、何のための線だったか忘れてしまう・・・

 

・最初に基準となる線を見極める

当然ながらきちんとした図面なら、どこを基準として実際の物を組み立てるかが読み取れる。そこから順番に寸法を取っていく。

 

・一度に描こうとせず、小ブロックに分けて描く

レイヤーの移動をいとわずに、少しずつ描いていく。一度に描こうとすると先に引いた補助線がなんだったかわかんなくなってしまう。

 

・線の伸縮・消去をめんどくさがらない

邪魔な線は必要のない部分を消去してしまう。めんどくさがらずに。どうせ3クリック。