昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

酔っぱらいを乗せたときの運転

酔っぱらいを車で迎えに行った。

開口一番、「気持ち悪いっす・・・」。

いい歳してなんでそんなに飲むんだよっ!!(怒)

 

そんなアブナイ酔っぱらいを乗せての運転はもー最大限に気を遣ってソロリソロリ。

衝撃を与えてはいけないため、加速は慎重に、カーブでは横Gが発生しないよう十分に減速。

減速も、オートマのレンジを落としてエンジンブレーキ中心で、

しかもギアレンジが切り替わるときに少しショックが発生するので、その瞬間にブレーキをちょっとだけリリースしギアチェンジのショックを相殺。

(思ったよりは簡単にできるよ)

 

うーむ、冬場の凍結路面よりも慎重だ・・・

その甲斐あって無事に着いた・・・

 

それにしてもコンパクトカーで酔っぱらいを乗せてリムジンのような走りをするには限界があるなあ。

サスペンションが硬いから。

これはフィットだけではなく、コンパクトカーは硬めにした方がよいと思う。

小さな軽い車体でフワフワするセッティングなんかにしたら酷いことになる。

 

逆に大きな車は、とりあえずサスをフワフワにしとけば乗り心地が良いと誤解してもらえる。

プリウスαはカーグラTVを見た限りではそのようなセッティングのようで、峠の走りでは文字通り馬脚をあらわした模様。

 

そんなプリウスαフィットシャトルを比較して、フィットシャトルの乗り心地はぼったくりだ、と騒いだ輩がいたが、車格もコンセプトも異なる車を比較して、しかも表面的なチョイノリの乗り心地に騙されるとはア○だなあ・・・