昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

大曲の花火のあやしさ

大曲の花火の日が近くなってきてソワソワしだす人もいるだろう。

私は大曲の花火は嫌いだ。

 

以前に旧大曲市街地に住んでいたのだが。

地元に住んでいてもそのメリットは全くない。

花火当日は大渋滞で車で動けないし。

地元に住んでいても、会場に行かなければたいして見られない。

それはわざと?低い位置で開かせる花火が少なくないからなのだ。

なぜそうするのか。

それは会場の有料観覧席を売らんとするからだと思う。

 

有料席は年々広くなっている。

その結果当然無料席は狭くなっている。

公式パンフレットの図だと両方とも同じくらいの面積だが、

実際に会場に行ってみると驚くぞ。無料席の狭さに。

 

要するに一部の人間が金儲けしたいんだな、と思う。

同様のことを以前にも書いたが、

地方の経済は・・・とか、だから広い視野で見てください、とか言うコメントがついたが

大曲の花火のマイナス面に目をつぶるのが”広い視野”なのか?

狭い会場でしか見られない花火を批判しないのが広い視野なのか?

 

花火で潤うのは結局土建屋と一部のコンビニだけである。

土建屋は有料観覧席建築と当日警備ってところか。

 

もし本当に、本当に花火で大仙市経済を回したいのならば

低い位置で開く花火を無くせばよい。ただそれだけのこと。

 

もしそうすれば、実際に会場とされている場所からかなり離れたところでも花火を満喫することができる。

そうなれば、周辺飲食店からも花火を観覧できて客がもっと集まる。

会場に入れない地域の業者もいろいろ商売のアイデアが出てくるだろう。

 

それをいまだにせず、ただただ有料観覧席を広くし続けているということは、有料観覧席でないと花火を楽しめない仕組みにして、花火会場の”利権”を手放したくないんだな。

 

土建屋等花火関係業者以外に儲けさせないと思われるふしはまだある。

それは花火キャラクター。

 

確か公式キャラクターで”つつどんとたまちゃん”というのがあって、とても良い出来だと思うのだが、これが全然認知されていない。

彼ら?をもっと登場させて、キャラクターグッズやそれを印刷した土産物でも作ることを許可すれば、いろんな業者が儲けられると思うのだが。そうすれば大仙市の経済はもっとマシになるはず。

それをこれまでやってこなかったということは、金儲けがヘタというよりは頭が悪いか、関係利権を手放さないとする意識があるということだ。

 

花火の企画で必要なのは、ただ、花火を低い位置で開くものを無くせばよい、それだけである。

そうするだけ一部土建屋以外の大仙市経済はもっと花火の恩恵を得られる。

それをこれまでしないでいるというのは、やはり一部の人間の金儲けのために有料観覧席を売りたいだけだから、と言えるのだ。