昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

湯船とシャワー

寒い・・・これを書いている日の前日に急に雪が積もった。

やはり例年より、ってゆうかここ数年は寒くなるのが早いような?

 

さて、寒いと風呂にゆっくりつかりたいが・・・

時間があまりないときが多いのでシャワーで済ますことが多い。

で、気がついたのだが、短時間で済ますときは湯船につかるよりもシャワーの方が身体が温まりやすいような気がする。

ただしこれはアパートの場合である。

 

アパートの風呂なんかお湯をためてもすぐに冷めるし、冷めないようにするとかなりのエネルギー(ガス代)を使う。

お湯が冷める原因はバスタブが冷たいのもあるが身体も冷たいからだ。小さいバスタブはお湯の体積に対して身体の容積が比較的大きいからね。

 

対してシャワーだと身体の一部分にしかお湯を当てられないが、常に高温のお湯が皮膚にあたる。

皮膚に当たって温度が下がった水はすぐに流され、常に温度が高いお湯が身体にあたる。

 

湯船だと身体に接触して温度が下がったお湯はしばらく皮膚付近に滞留する。常に体を動かしてお湯の流れを作らないと高温のお湯が当たらない。

 

というわけで、短時間でできるだけ少量のお湯で身体を温めようとするならば、湯船よりシャワーの方が効率的だと思うのだ。

もちろんデカい風呂だったらこの限りではない。あくまでアパート等のちんけなバスタブで、ビンボーヒマなしの場合である。

 

とあるテレビでやってたが、家の風呂よりも銭湯の方が身体の深部まで温まる感じがするのはお湯の量が多いから、だそうな。

私はこの理由の他に輻射熱もあると思う。

一般の家やアパートと銭湯での湯船の材質を考えると、後者の方が輻射熱が出やすいかと。それも身体を温めるのではないかと思うがどうだろう?