車のタイヤが黒いのは
どっかの自動車評論家のブログかなんかで読んだことがあるが、
自動車メーカーの新入社員に研修で車のデザインを考えさせると必ず、黒色じゃないタイヤを提案するのがいるそうだ。毎年。
別に想像するだけならば構わないのだが、車のタイヤが黒いのはほぼ必然。
何かで読んだことがあるし、さっきラジオでも聞いた。材料技術が進歩すれば変わるかもしれないが。
タイヤが黒い理由は・・・ま、興味ある人はネットで検索してね。どこにでも転がっていそうなネタだから。
書くのめんどくさい(^_^;)
しかし私はこの話を聞くまでは別の理由と思っていた。
それは”放熱”のため。
タイヤは冷えているよりもある程度温まった方がよいのだろうけど、放熱もある程度は必要かと思っていた。
黒色は最も熱を放散しやすい色なのだ。
むかーし昔、電子部品で金属の放熱板を持ったものと、その放熱板をプラスチックで黒く覆ってしまったものと、放熱特性を比較したことがあったが、
後者の方が放熱性がよかった。大きな差ではないが確実な差はあった。
なんとなく金属剥き出しの方が熱が逃げそうじゃん?
しかしそれよりも表面の色が重要ということさね。テカテカの金属板よりもそれをプラスチックで覆っても黒にした方がよいということ。
今ではあまり外からは見られないが、電気製品の中の半導体部品が金属ケースでない場合は例外なく黒色なのはこの理由によるものである。
電子部品ではなくてデカい放熱板、ヒートシンクとかは金属を黒く塗っているけどね。金属+黒色で最大限の放熱を得ようとしたものだ。