スイング解析センサーとは
テニス愛好家にとっては画期的な製品だ。
http://news.mynavi.jp/articles/2014/01/20/sony/
ヨネックスのラケットにしか対応していないのが残念だが、
対応ラケットを持っている人ならば飛びつくのではないか。
テニスプレーヤーの一人としてはツッコミどころもある。
ラケット上のインパクト位置やボールの回転などを分析できるとしているが、
そんなんが自分で打っていて分からない輩はそもそもスイングがテキトー過ぎではないのか?
集中していれば、打った瞬間にラケット面やスイング方向が悪くてスライスになってしまったとかは自覚できる。
しかし、変なスイングをしていてラケット面が上を向いたままインパクトしスライスがかかってホップして「このラケット飛び過ぎ」などとのたまう何にも自覚がない輩もいるのだよ。
このデバイスはきっと自称中級手打ちプレーヤーを量産することになるだろう・・・
しかしながら、ボール回転とかインパクト位置、ボールスピードなどを統計的に解析する目的であれば、試合に出ているプレーヤーにとってはかなり役立つだろう。
さて。
このデバイスの発表で気になったのが、これを報じるメディアが多すぎるということ。
新商品を紹介するサイトだけではなく、新聞関係は日刊工業新聞をはじめとして読売新聞とかの一般紙のみならず、時事通信、京都新聞、あげたらキリがないくらい。
普通の家電やグッズでは泡沫メディアまでもは取り上げない。
それだけ注目されるグッズなのか、それともあらゆるメディアにプレスリリースを出したのか。
考えるにおそらく後者であろう。
考えられるのはおそらく株価対策だろうなあ。
ウエアラブル端末市場に乗り出すというメッセージを強く発信したかったんだろう。
ま、繋がりやすさNo1などと独自のウソ指標でCMをバンバンうって株価対策をしている携帯電話キャリアもあるからね。
関連するこういう記事もあった。
http://www.sankeibiz.jp/business/news/140121/bsc1401210503003-n1.htm
ウエアラブル端末の先にあるのはライフログの収集だ。
ライフログは健康とか病気の予防に役立つとか言われているが、
収集する側にとっては”ビッグデータ”である。
市場開拓の効率化、はたまた人心コントロールにも使えるからね。