スマートフォンが10年続くとしても
スマートフォン時代は10年は続くというお話。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/tsudakenji/20140303-00033192/
思えば、携帯電話にカメラが搭載されたのが2001年くらい、
iモードが始まったのが1999年、
この二つのことが携帯電話を情報収集デバイスに変貌させた。
これを考えると、スマートフォンも今後10年はこの形態の流れが続くとは考えられる。
冒頭で紹介した記事中では、「パソコンがスマホに変わったという捉え方が必要」としている。
しかし、現在のスマートフォンがパソコンと決定的に異なるのは、創造的なことがしにくい、ということだ。
創造的、っていっても別に芸術的なこととかではなく、単に自分の考えをまとめるとかの作業なのだが。
スマートフォンがパソコンに比べて決定的に弱いのは
脳ミソからのアウトプットを受け止める力がないことだ。
創造的な作業を行うには、脳ミソへのインプットとアウトプットの繰り返しが必要なのだが、
スマートフォンへはアウトプットしにくい。
スマートフォンは入力しづらいからね。
キーボードは使いにくいし、タッチパネルにペンで描くとしても細かい作業はできない。
音声入力なんかされたら周りが迷惑。
しかし、スマートフォンはその携帯性から脳ミソにインプットする情報収集力は秀逸ではある。
というわけで、スマートフォンがこのまま続くと、脳ミソに情報をインプットするだけになり、
ネットの情報を自分で考えたように錯覚する輩が増え続ける。
つまり何にも考えない輩ばっかりになる。しかも自覚症状がないという・・・
その結果、ネット上のデマにすぐ引っかかる脳が量産されるというわけだ。
グーグルはこれを狙っているのかもしれん・・・
ただ、スマートフォンには入力しづらいということは各メーカーは分かっているはずだから、
他社との差別化のためにいろんな工夫が出てくるだろうね。
それに期待。
でも、もしかしたら、グーグルはOSのバージョンアップでそういった機能を持たせることを邪魔するかもしれんね・・・