昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

マスコミなんてそんなもん

週刊新潮陸自3佐の手記を批判したとの話。

http://www.sankei.com/world/news/150329/wor1503290001-n1.html

批判の要点は、陸自3佐という公の立場が抜けている、というものらしいが。

まあ、あながち見当はずれとは言えないと思う。

そもそも”公務員”というのは・・・・・・思うところ言いたいことはたくさんあるのだが今回は割愛。

それよりも気になったのが、

朝日記者が病室の前で「取材させろ、断る権利はない」などと怒鳴っていたということ。

いくら相手が陸自3佐だからって、公務員だからって、こういう物言いは酷いのではないか?

相手に取材に応じる”義務”があったとしても、である。

いつも思うのだが、新聞などのマスコミ人は自分が特権階級であると勘違いしている者が少なくないようだ。

報道の自由とかそういったのは大事だが、それを盾にとって相手を蔑む者が少なくないようだ。

マスコミ人である前に人間だろ?と言いたい。

人間としての倫理がすっぽり抜け落ちている。

いつも思うのだが、報道の仕事に携わる者は”倫理学”を修めた者だけにするとかしないとダメなのでは。

私も新聞・テレビの取材を受けたことがあるが、酷い記者はまー酷い。

きちんとした人はきちんと予習してから取材にくるのだが、

多くは、ペンと紙とカメラだけ持っていけば取材先が全部教えてくれるのが当たり前、こっちが取材してやっているんだ、という意識がミエミエ。

ネットや新聞社内の百科事典でもでちょぴっと調べればわかることや中学生レベルのことすら予習してこない。

そして一方では自由とか秘匿義務とか振りかざすんだよね。

で、書いていることは単なる県庁の提灯記事や県庁回覧板レベルだったりする・・・のだ。