JRの”利用者不在”は昔から
北斗星廃止にJRの”利用者不在”の意識が見える、とのコラム。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150327-00133297-kana-l14
というか、こんなんは遅きに失している議論では?
かなーり昔からJRは”新幹線”への誘導を行なってきた。
上記コラムでは営業戦略や鉄道会社間の経費調整などと言っているが、
営業戦略はかなーり昔から。
私の住んでいるところから東京へ行くならば、東北新幹線に乗らなければならない。
しかし以前は上越新幹線という選択肢もあったのだ。
新潟まで特急で行けば、東北新幹線ルートよりも安く行ける。時間はかかるが。
しかし、新潟行きの特急は年々本数が減らされて、上越新幹線ルートはほとんど非現実的にされてしまった。
在来線の特急がどんどん無くなっているが、「急行」もずいぶん前から無くされている。
個人の旅行などでは各駅停車よりも少し早く行ければいいや、って場合が少なくないのに。
なんでもかんでも新幹線に乗せようとしていますな。
そりゃあ会社の金での出張ならば新幹線使いますよ。
でもお金をかけたくない、またわざとのんびり旅をしたい場合だってあるのだ。
こんなことだから高速バスに客を取られるのだ。
高速バスは確かに料金が安い。
しかし景色が良くない、途中下車できない。
鉄道ならば、乗り換えの時間を使って駅前の散策ができたりするのだ。
また、会社の金であったとしても、わざと寝台列車を選びたい場合もある。
上記コラムにあるような時間の有効活用というよりも・・・
東京本社に行ったときなんか本社の人間に「飲みに連れてって~」とせがんで
飲んで程よく酔っ払った後に寝台車に乗って帰るのだ。、