”速さ”より”早さ”
ちとわけがあって、ブラウザを数十枚次々と開くことがありまして。
一気に一度に開くのではなく次々と開いていくのだが。
そうすると当然PCは重くなる。
ブラウザの反応が遅くなる、マウスがカクカク。
もちろん読み込みは遅くなる。
しかしある日ふと、通信モードをWiMAX2+からただのWiMAXモードにしてみた。
すると明らかにブラウザの動作が少しスムーズに。
PCの動作の重さもかなり改善。
やっていることは同じなのに。
通信状況もタスクマネージャーでモニタしていると、
WiMAX2+ではしょっちゅう詰まる。読み込み中なのに通信していない時間が長くなる。
WiMAXでは継続的に通信している。
回線速度測定アプリでチェックしてみると
WiMAX2+の方がダウンロード速度はひとケタ速いし、ping値も小さい。
でもWiMAXの方が明らかに”軽く”、使い勝手がいいのだ。
これってナニ?
WiMAX2+への移行が進んでWiMAX回線は空いている?
WiMAX2+は何らかの通信制限があるとか?
ま、どうでもいいのだけど。
思うに、回線の”速さ”だけを強調しているのはとてもとても馬鹿馬鹿しい。
どのくらい馬鹿馬鹿しいかというと、カタログ燃費だけを追い求めて実燃費が悪く使い勝手も悪い車を作るのと同じくらい。
例えば、フィットは初期型が一番使いやすいし、CR-Vも初期型が最も良かった。現行型なんか乗れたもんじゃない実用性が無い金持ちのオモチャ。
車は見りゃ馬鹿馬鹿しい物は分かるが、通信回線は契約して使ってみないと分からんからねえ・・・
しかし、ここでふと考え直した。
速さだけを強調する馬鹿馬鹿しいWiMAX2+と、
そのおかげで多少遅いけど空いているWiMAXの両方を
状況に応じて使い分けられる、ってことは結構イイことなのではないか?