”成長”はもう”古い”と思うのだが
ヤマダ電機が地方の不採算店を大規模に整理するとかで。
このニュースについての評論はいくらでもあるが・・・
そもそも、ずーっと前から”成長戦略”は通用しなくなっているのではなかったの?
(後出しジャンケン的意見だが)
それは、これからはもう長期にわたって人口増加は見込めず、それに伴って経済成長も見込めないから。
こんなことはずっと前にモリタク氏も指摘していた。
人口が増えない、経済も成長しないという中で、自分の会社だけが成長しようとするならば、
他人のパイを奪うしかない。
そして他人もパイを奪われたくない、あわよくばさらに他人のパイを奪おうとしている。
だからどっかが潰れていくのは当然のことだ。
ただし、地球上にはまだまだ人口が増え続けている国もあるから、そういった意味でのグローバル化なのだね。
経済が成長しないので、人一人が使えるお金も増えない。
他に使っているお金をどうやって自分の商売に使わせるかだ。
お金はともかく、他に使っている”時間”をどうやって引き込むかという問題もある。
だから、このご時世に”成長”なんて言っている経営者がそもそもアホなのだ。
これからの経営は、”置き換え”とか”更新”をコンセプトにやっていくべきであろう。
新規出店で成長し続けるコンセプトのコンビニチェーンなんかも、ま、そのうち潰れまくるでしょうなあ。
と思っていたら、このコミックで同じような話が。
これは中学生が”投資”を行なう話。ざっくり言い過ぎると。
ま、財テクとかの、自分では”価値”を一切生み出すことができないのにお金儲けしている奴らは私は大嫌いなのだが。
で、その過程でいろいろな経済の話が出てくるが・・・
その中に、”成長しなくていいのだ”という話があった。
(そのくだりはまだコミックにはなっていないはず)
これには激しく同意したのだ。
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