おじさんが作っている
うーむ、やはりアンパンマンから目が離せない･･･
見方をほんの少し変えるだけで面白くてしょうがない。
見方を変える、って言っても、よくありがちな薄っぺらなツッコミとか揚げ足取り、ではない。
バイキンマンの悪事はその半分以上がドキンちゃんのワガママに起因している。
バイキンマンはドキンちゃんのわがままに応えるべくメカを作り悪事をしに出かけるのだ。
普段乗っているUFO調の乗り物も、ドキンちゃん専用機の方が流線型でカッコいい。
まあ、バイキンマン機の方はパンチワイヤーとかトンカチワイヤーなどいろいろ内蔵しているから仕方ないのかもしれないが。
そしてバイキンマンは当然アンパンマンに吹っ飛ばされるわけだが、
ふっとばされて着地したバイキン城で、ドキンちゃんに「何やってんのよ～」とまた叩き出される･･･
そう、アンパンマンとは、バイキンマンの”男の悲哀”の物語なのだ！！！
ドキンちゃんはこれまたツンデレ。
七夕ネタの回では、バイキンマンが悪事の後に吹っ飛ばされて帰ってきたところにドキンちゃん、
「おかえり～。バイキンマンの分も短冊書いておいたよ」
く～～、たまに優しい･･･
しかしドキンちゃんはご存じのように食パンマンさまラブ。
ある回のドキンちゃんの妄想、
食パンマンとドキンちゃんが南の島の砂浜で追いかけっこ。
･･･こんなベタなシーン、かなり古くないか？？？
子供が見て分かるのか？？？
うーむ、やはり、当たり前だが、作っているのがおじさんだからなのだねえ･･･
某コント番組のあるコントの題名みたいですが（笑）
ちなみに戦隊モノとか仮面ライダーとかも、
これらは明らかに、比較的年配層も意識して作っている。いや、ホントに明らかに。
おじさんが作っている、からではなく、明らかに年配者を楽しませる要素があっちこっちにかなりあるんだよね･･･
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