地方「再生」、よくわからない
地方活性化の障害の話。
http://toyokeizai.net/articles/-/80783
このコラムは長文で指摘点も多いので、実のところ、私にはうまくまとめられない。
そしてこのシリーズのコラムもたくさんある。
というわけで、地方活性化のためにはどうしたらよいのかということは、よく分かんない(汗)
別に筆者を批判しているわけではないです。
それだけ地方活性化にかかる根が深い問題点は多いということかもしれない。
結局、「地方」は自分たちのことを客観的に見ることができない。
そして、誰かが何かをしてくれるのを待っているだけ、という性質があるのではないか。
それでいて、「出る杭」を下から引っ張る、という性質もある。
それは「地方」だからだ。
昔みたいに予算がじゃんじゃん配分されて、ハコモノを作って失敗してもまた次を試す、なんてことができる時代ではない。
どうしたものかねえ。
外部から資本が来ても、冒頭のコラムの最初の方に書いてあるように(交付金のプレミアム商品券が東京資本のチェーン店に流れるというくだり)、結局は外部へお金が流出するだけ。
ただし、東京資本のチェーン店の方が、そこを利用できる人にとっては便利だったりする。
うちの地元資本系列のサービス業なんか酷いところが多いからなー。
たまに書いていますが、テニススクール一つとっても酷い体たらく。
プレミアム商品券のお金が外部へ流れて行っただけ、という結果だったとしても
その商品券の利用者にとっては東京資本のチェーン店を安く利用できて、”良かった”ことなのだ。
きっと、地方が作る地方活性化策は、サービス業がらみの場合、
自分らがいかに儲けるか、しか考えていなくて、
お客さんによいサービスを提供する、すなわち客側からの客観的視点が抜けているのかも。
客のことを考えていないはずはないのだけど、考え方の軸足が”自分”から抜け出せないのだ。
そしてもちろん、地元公務員も新聞もおんなじ。
やはり、ま、よく分からないけど、
お金かけずにできることはいっぱいあるはずだから、できることをいろいろ、やってみることが必要なのかも。
お金をかけない、ということがポイントになるかもね・・・