”虚構”だから当然か
ソフトバンクは苦境に直面しているとの話。
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20150901-00045035-biz_gendai-nb
私はソフトバンクは嫌いだしソンも嫌いである。
しかしそんな私が読んでも上記記事にはなんか違和感。
後からならば何とでも言えるというか、後出しジャンケンというか・・・
ま、今書いているこの文章もおんなじですがね(汗)
もし、世界中で日本と同じサービスをシームレスで使えるようにしたいと考えたのであれば
海外の会社を買ったのは当然であるし。
安さを前面に出して(実際はそれほど安くはなかった)商売をしていたならば
他に安いところが出てきたら乗り換えられるのは当然の帰結。
もともとソフトバンクは虚構で商売をしていただけで。
CMやら広告やら、それはまるで民主党が政権を奪取する直前の様相であった。
速いとかエリアが広いとか言っても、実使用ではそんなことはない例も多かったようで。
”プラチナバンド”をよこせと騒いでいたのは、単に2GHz帯でエリアを広げる技術が無かったからとも思われる。
そしてCMなどで、キャラクターや旬の役者を使いまくって消費者にゴリ押ししてきた。
そういった虚構に踊らされるレベルの消費者にターゲットを合わせていただけなのだ。
そしてそういったレベルの消費者は他に乗り換えるのも早い、ってだけ。
ドコモなんかは、多少サービスが低下しても、しょーがねーなーと言いつつも残る人が多数。
(私も相当怒っているが・・・)
それは土台がしっかりしていて殿様商売の領域に入っているから。
その土台で他の商売、すなわち回線卸売などを展開しているわけで。
もちろん、会社の経緯などがソフトバンクとは全く異なるので単純に比較はできないが。
しかしながらよく考えると、もしソフトバンクが崩れ去ったら、
ドコモの殿様商売には拍車がかかるであろう。
虚構に踊らされるレベル消費者が市場では大多数。
ユーザー数に大きな影響があるのだ。
それが苦も無く手に入ったら、ドコモなんかはもはや独裁者になるだろうねえ・・・