昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

東京ばな奈は通販していなかったのか~

東京ばな奈」、私も好きであります。 ところがこれは、地方販売を一切していなかったのですか~。 http://dot.asahi.com/dot/2015101100003.html 上記コラムでは、IT社会化による販路拡大の時流に乗らなかったことが英断、としている。 しかしながら、見方によってはその意見は”後出しジャンケン”とも思える。 もしかしたら早くからネット通販をしていれば、もっと売れていて、現在はもっと販売規模・会社規模が大きくなっていたかもしれない。 もちろん、一方では一時期のブームに終わってしまい、その後売れなくなっていた可能性もあるわけで。 要するに、ま、後になってみなければ分からんのですわ・・・ ただし、東京ばな奈ブランドの他の商品は通販も行なっているとのことで。 このあたりのバランス感覚はさすがかと。 関連商品を通販などで買った人は、東京に来たときに必ずオリジナルの東京ばな奈を買うことだろうし、 東京ばな奈が好きな人は、オリジナルが買えなくとも通販で関連商品を買うだろうし。 一方、冒頭のコラムの後半の話が気になった。 「販売代行業者」がいるとかで。 これは要するに、中国人が日本のドラッグストアでいろいろ大量に買いあさって、国へ帰ってから人に高値で売りつけて稼ぐ、というのと同じことをしている業者ですな。 楽天市場で検索してみると、結構出てくる。 例えば・・・
で、東京ばな奈の本家のサイトの商品紹介では 価格は8個入りで税込1,029円である。 おそらく、推測だが、上記リンク先の店では注文が入ると誰かが販売店までトコトコ出かけていって購入、 それを注文者に送るのだろう。 1,029円で買ったものを2,980円で売りつける。しかも送料別。 東京ばな奈販売店まで行く交通費と人件費を差し引くと、一個あたりの儲けは・・・? ま、”IT社会化”によってこういう道義的に問題がある業者も乱立してくるわけやね・・・