昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

ただの受験英語は実は英会話の役に立つ

何回か言ってますが、私は英会話は苦手でっす。
しかし英語で話さざるをえない状況、単語を並べてなんとかかんとか(汗)
単語が出てこなけりゃ、「Just a moment!」と言いつつ電子辞書、しかも借り物ので調べる(大汗)
そんな状況にも慣れてはきたものの(すっげ疲れますが)、
周囲がネイティブの英語ではないのがこれまた不安。
米国でも英国でも欧州でもなく、英語が母国語ではない連中・・・
この先、いざネイティブ英語の人と接することになったら、たぶん最初からやり直しであろう・・・(大汗)
それはそれとして。
ある外人(非英語圏)の英語の発音があまりにも酷い。
「チュンズ、チュンズ」と言うから何のことだ?と思ったら、”change”と言っているらしい。
「チュンズ、ノー!! チェエインジ!!!」と何度説教したことか。
”many”は「マイネイ」とか言うし!(怒)
先日、テチノロジとかなんとか言っててさっぱり理解できなかったので、スペルを書かせたら
technology”のことだった!!!
そんときはさすがにその場に崩れ落ちたワタクシ・・・orz
理系だぜ?しかも”博士”だぜ?それが”テチノロジ”だぜ!?
Google chrome”なんて、きっと、「グーグルチョロメ」とかって言うんじゃないだろな?
そんなわけでその外人に大説教!英語の苦手なはずの私が英語で。
ちなみに、「You must ○○!!」と言っとけば説教になるのだ。(たぶん)
あんたの発音はとても酷い!
電子辞書持ってるだろ?
その音声機能!
英単語の発音を聞いて勉強しろ!!
と、その電子辞書の音声の出し方を教えた。
ちなみに全部短文、私でもこれくらいの英作文はできる(笑)
しかしながら、電子辞書の音声を聞いてみると、なんかはっきりしないんだよなー。
スピーカーが小さいからかな?
当該外人のはこれの英語日本語以外にも彼の母国語が入っているバージョン。
てゆうか、英単語の発音で重要なのはアクセントと母音の強調であります。
電子辞書の音声はフツーに発音してて(当然)、抑揚が薄い
これじゃあ当該外人は正確に発音できるようにはならないだろうなあ・・・
そんなときに役立つのは”発音記号”。
当該外人は発音記号はぜってー知らないだろう。
だって学校で英語の発音を勉強しなかったのか?ってレベルなんだもん。
ちなみに私はもちろん発音記号を知っている。
発音記号を見れば正確に発音できる
だから、電子辞書の音声機能は使ったことがない。
そしてそれは、受験英語”のおかげなのだ。
試験・受験に英会話はなかったとはいえ、単語のアクセント位置とか母音の違いとかの問題は出まくりましたからなー。
また、”現在完了形”なんかで英作文しても通じない。
(彼らがネイティブじゃないせい?)
そういうときにどう言うか、どれだけ平易な英語で言うか、が重要だ。
中学1年レベルの英語を思い出しまくるのだ。 というわけで最近思うのです。
学校で習った英語は役に立たない、なんてしたり顔で言う輩は少なくないが、
逆に英会話なんか”もまれて”いれば何とかなる。
単語を並べれば何とかなる。
そしてそのうち英会話っぽくなる、意志の疎通ができるようになる。
しかし発音すらマトモにできないのでは、単語の意味が相手に伝わらない
いや、ホントに。 母音・子音、そしてアクセントは正確に発音する必要がある。
それができれば日本語的カタカナ発音の英語でも伝わるのだ。
だから学生諸君は(読んでいないと思うけど)受験英語をきっちり勉強されたい
そしてできれば、難しい表現をできるだけ簡単な表現にすることもついでにやっておかれたい。
そうでないと英語圏以外の学生時代に英語をロクに勉強していなかった外人には通じないよ!