昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

ガラケーからの搾取が始まるだろう・・・

フィーチャーホン(ガラケーという呼び方は嫌いだ)の出荷台数は堅調に推移しているとのこと。
http://www.iza.ne.jp/kiji/economy/news/160523/ecn16052315200013-n1.html

もー、何度でも言う。
スマートフォン料金は詐欺料金だ。
必要がない回線速度を押し付ける、他の選択肢を与えない、そして高速化したからと料金を値上げし続けている
通信容量が少ないプランも用意しているとはいえ、アップデートなんかがうっかり自動で行われたら、データ通信容量の上限はすぐに超える。
スマートフォンの設定等に疎いお年寄りとかのIT弱者から金をむしり取る仕組みだ。

月の通信容量プランが1GBなんて人は、そもそもスマートフォンにする意味がナイ。
”カケホーダイ”なんてただの基本料金大幅値上げで金をむしり取られているだけである。

スマートフォンを使っている人のうちの少なからずが、大手キャリアや世間の言うがまま、流されるしかできない人、である。
ただただ盗人に追い銭しているだけである。

そもそもスマートフォンは高機能なので、故障確率もそれなりに高い。特にバッテリー。
そんなものをライフラインのメイン機として使う方がおかしい
もはやライフラインと化している電話・メールは安定性が(比較的)高い端末、すなわち従来型携帯電話とし、
ただの暇つぶしやネット情報収集には回線を切ったスマートフォンタブレットWiFiで運用すればよいのだ。

従来型携帯電話を電話とメールだけで運用すれば、その料金はいくらになるか知っていますか?
スマートフォンの料金よりもはるかに安い。信じられないくらい安い。
このことをもっと多くの人に気付いてもらいたい。

別にタブレット用のモバイルWiFiルーターを持ったとしても、月のモバイル料金はスマートフォンよりも安くなる可能性が大である。
「荷物が増える」と思う人も多いだろう。確かにそうである。
しかし、それ一台あればスマートフォンでもタブレットでも繋げるし。
詐欺料金プランの中の”データシェアパック”などどいうものを使うよりも安上がりになるはずだ。

データ通信をすることが目的ではなくて、”スマートフォンを所持すること”が目的である人も少なくないだろう。
私はそういう目的は否定はしない。
しかし、データ通信料金を下げたいならば”スマートフォンを保持する”という目的を捨てなければならない。

さて、フィーチャーホンを使っている人がいまだに多い、スマートフォンから戻ってくる人が多いということは
スマートフォン詐欺”に気付いた人も少なからずいると考えられる。
しかし、そういった状態を大手キャリアが指をくわえて眺めているわけがナイ。
フィーチャーホン利用者からどうやって搾取するかを日々考えていることだろう。

”ガラホ”(この呼び方もセンスがないなー)の料金プランが高いものが多い、ということからもそう考えられる。
フィーチャーホン用詐欺的料金プランを構築し実質の基本料金を大幅値上げしてくるだろう。
ドコモで言ったら”カケホーダイ”しか使えないようにするとかして。

ドコモの社長は「フィーチャーホン利用者のことも考慮する」的なことを言っていたらしいが、
ま、これまでのドコモの料金詐欺の歴史からすると、おそらくロクなことはしないだろう・・・

例えば、フィーチャーホンのOSをAndroidにして、なおかつWiFiを使えない機種しか出さない、とか。
こうすればむしり取れるデータ通信料金はかなりの額になるはずだ。
これまでもWiFiを使えないAndroidOSフィーチャーホンがいくつか出ている。

いや、実のところ、AndroidOSフィーチャーホンは私もほしい。
しかしWiFi接続ができないものしかないので買っていないのだ。
このままだと、今使っているF-07Fは今後十年は使い続けることになりそうだ?
ちなみに、回線を切ったスマートフォンはもう5年以上は使っている・・・