水素自動車FCVはどうなりますかねえ・・・社会インフラも変化するかもしれないし
「EVブームの次にはFCVのメガトレンドが来る」
https://toyokeizai.net/articles/-/227039
FCV、すなわち水素燃料電池自動車については懐疑的な見方も少なくなかったはずだ。
確か、トヨタの取り組みに対して「アホか」的なコメントをしていた海外メーカートップもいたかと。
EVはこれからどんどん安くなっていくだろう。
極端に言えばEVの中核はバッテリーとモーターだけだから。
それらを買ってくれば中華系でもそこそこのものが作れる。
対してFCVは、水素貯蔵ボンベ→燃料電池→モーター、と。
ま、上記コラムで指摘しているようにかなりの技術力がないと作れない。
一方、世界的なトレンドとなるには、やはり”安さ”。
となるとやはり・・・
EVの弱点は航続距離が短いこと。
でも、もし皆が(安いからと)こぞってEVを買って大量に普及したならば・・・
短距離の移動にはEVを使い、長距離の移動にはこれまで車で行っていた距離でも鉄道やバスを使うことが多くなるかもしれない。
それに合わせて鉄道やバスが変化するかもしれない。
すなわち、EVの普及に合わせて社会的なインフラの方が変化する可能性もあるのだ。
(充電スタンドを除いても)
FCVが普及するというのは、公共交通機関が現在のままであるという仮定が前提になっているかと。
逆に言えば、公共交通機関が現在と同レベルならばFCVの方が絶対良い。
FCVの方が車体内に持てるエネルギー量が大きいのだ。
EVなんかバッテリーがすぐに劣化するしねえ。
お弁当を持って行くのとそうでないのとでは田舎道での安心感が違う。
FCVのようにわざわざ”複雑”なものを作るのか?と揶揄する意見もあるようだが、
複雑さで言ったらガソリン車と同等かそれ以下だ。
水素ガスを燃料電池に入れて発電してモーター回すだけ。
モーター駆動だとミッションもいらなくなるしね。
まあ、先のことは分かりませんけどねえ・・・
EVだってバッテリーや充電技術でとてつもないブレークスルーが起きるかもしれんし、FCVだって水素が安く簡単に作れるようになれば状況は一変するだろうし。
ま、私はおそらく免許返納のその時までガソリン車に乗りますがね・・・