昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

意味のないフォグランプ

日暮れの幹線道路。

リアのフォグランプを点けている車が走っている。

雨も雪も、もちろん霧でもない、晴れた夜。

眩しくて後続車に迷惑をかけているのがわからないのかなあ?

しかも片方のランプが切れていたりする。

 

リアのフォグランプなんて、10万キロ走っても一回も必要ない。

山奥での本当の濃霧で、前方の車のテールランプが見えないくらいのときには点けた方がいいかもしれないが

まー、そういう天候の時はそもそも車を運転すべきではない。

よって一般車には必要のない装備。

 

それなのに晴れた夜にリアフォグを点けている車、

そもそもリアフォグを一般車にオプションで付けたこと自体が・・・

 

フロントのフォグランプは、まあ、悪天候時には使ってもいいかも。

しかしこれも、”フォグランプ”として体をなさないフォグランプがあまりにも多し。

車屋とかディーラーで何にも言わないのだろうかね?

 

最近はバンパーにビルトインのフォグランプが多いのであまり見かけなくなったが

ステーを利用してバンパーよりも高い位置にあるフォグランプ

霧の特性として、地上から少しの高さまでには霧がないので、フォグランプはその地上すれすれを照らすもの。

それをバンパーよりも上につけてどうするのだ??

 

また、フォグランプのバルブの色が白色の物が多い。

これもかなり、??である。

霧を通して照らすのは黄色が最も良いので、本当のフォグランプは黄色なのだ。

白い霧に白色の光を当ててどうするのだ??ってホンのちょっと考えればわかりそうなものなのになあ。

 

また、フォグランプは電力を食うので、当然車側では発電しなければならない。

そのエネルギー分で燃費が悪化するのは考えればわかるだろうに。

 

ま、特に一般車にリアのフォグランプを装備している輩は・・・車を運転すること自体止めた方がいいのではないか?