昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

日本語は正確に

秋田に皇太子様がいらした。

 

秋田市内のとある道路を車で走ったときに、道端にはお巡りさんたくさん。旗を持った人も多数。

交通規制が行われる直前だったらしい。

 

隣に乗せてた大学生に教えた。

「今、皇太子さまが秋田にいらしてるんですよ・・・(皇族に対して)”いらして”でいいんでしたっけ?」

「うーん・・・。(皇族に対しての)二重敬語とかありましたよね・・・」

 

”敬語”は高校の古文でかなりやったんだけど、忘れているなあ。

まあそこまで行かなくとも、古文をやれば一般向けの敬語もかなり理解できるものだったんだが。

 

一方、皇太子様がいらっしゃった(←これでいいか自信がない・・・)公園の向かいにある大学の学生と思しきツイッターでは

「向かいの公園に皇太子様が居られるのでお巡りさんがいっぱい」

・・・これは敬語としては問題外だ。

”おる”とは謙譲語だからね。

結構な年配の人でも間違っていることが少なくない。

○○さんおられますか?とか言ってね。

しかしいい歳なんだから丁寧語と謙譲語の区別くらいつけておきたいものだ。

 

それにしても前出の大学はかなり偏差値が高いところなんだがなあ。

英語による授業で国際的な学問をやっているから、日本語がおろそかになっている学校か?