昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

スマッシュが苦手・・・

私が自身で運動神経が悪いなあと思うときの一つは、スマッシュの時。

 

なぜスマッシュが苦手か。

要素を考える。

放物線を描いて落ちてくるボールの軌道とスピードに合わせてラケットを振り出し、ラケット面と球の軌道を一点で合わせなければならん。

 

ストロークとか酷いカッコで打っていてもボレーとかスマッシュとかの空中の球を叩くのはやたら好きな輩っているよねえ。

そういうのは、空中の球の認識力が優れているんだろう。

 

なぜ空中の球の認識が難しいのか。

 

落下してくる球の落下点は予想できるのだが、スマッシュは落下する前に横からラケットを当てねばならない。

これが難点だ~。ボールは等速運動ではないし。

 

ちなみに、ストロークでも速い球の方が打ちやすいという人は少なくないが、それはボールが直線的に飛んでくるからだ。

直線に近い軌道にはラケットスイングを直線で合わせやすいからな。

反して、ゆっくりとした山なりの球は打ちにくいのはその逆の理由による。

速い球を打てるからってドヤ顔している場合ではないのだよ、そこのおっさん。

 

スマッシュの球の認識が難しいのは、おそらく周りに比較対象物がないからだろう。球の上に見えるのは大空だけだし。

そういや、屋内コートだとホンのちょっとスマッシュが打ちやすいような気がする。

 

巷でよく言われるのが、左手を高く上げること。

左腕を上げるのは身体の重心を打点に近づけるという効果があるが、球の比較対象物とするには左腕は短すぎるなあ。

それでも上げないよりはましか。

これからはもっとしっかり左腕を上げるようにしよう。

 

それにしても、昔軟式テニスのころはスマッシュは打てたんだが。

硬式でも軟式握りでやればスマッシュできるのに。

(しかし”ダメ”って言われた)

なぜ軟式握りスマッシュは打ちやすいのだろう?