昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

地デジチャンネル再設定のお知らせは

チャンネル再設定のお願いていうのが来ていた。

 

たぶんあちこちの地方でやっているのだろうが、混信など地デジの受信状況の改善のために送信周波数を変更するもので。

当然地デジテレビなどいろいろな受信機ではチャンネルを設定し直す作業が必要になる。

 

送信周波数を変更するのは突然ではなくて、かなりの期間をかけてやっている。

廃止する側の周波数の送信出力を少しずつ下げていくのだ。

 

私はお知らせが初めてきてからしばらくしてすぐにチャンネル再設定を行ったが。

 

さてずっと前から、チャンネルを変更する放送局の放送に、その旨のお知らせが流されている。

いつも思うのだが・・・

この放送局の廃止される側のチャンネルの送信出力はもうかなり低くなっている。

それなのにこういうお知らせを流しても、チャンネルの再設定をなかなかできないお年寄り世帯などはもうこのチャンネルを見られなくなっているのでは?

 

すなわち、本当に再設定のお知らせが必要な世帯はもうそのお知らせCMを見ることができない。

 

ところが、他の、再設定が必要ない放送局でこのお知らせは流していない。

そういう放送局でこそ他局のお知らせを流すべきではないのか?

 

今回は”たまたま”周波数変更を免れたからって、対岸の火事でよいのかい?

地方の各放送局が協力しあった方がよいのではないのかい?