現代の世界征服
子供のころ観ていた特撮ものなどのテレビは、ヒーローが世界征服をたくらむ悪の組織と戦うという図式のものだった。
私が好きなスペースオペラ、キャプテンフューチャーシリーズも、太陽系征服をたくらむ悪の科学者と戦う。
これらの悪の皆さんは、人民の不安を煽り、その生活を人質にして、あるいは直接人命を人質にして権力の移譲を迫る。
大人になって思う。
世界征服してどーするのだ?強大な権力を得てどーするのだ?
私は少し美味いものを食うくらいしかその権力の使い道を思いつかない(笑)
あ、もし世界征服したらその全権力を使って多部未華子さんを全てのドラマにブッキングするね。
・・・なんのこっちゃ(^_^;)
こんなんだから私は大成しない(^_^;)
しかしよく考えると・・・
Googleとかアップルはもはや世界を征服しているのではないか?
昔の特撮のように武力で屈服させるのではなく、
別に無くても生きていけるようなモノを、いかにもそれがないと生きていけないかのように人々を長い時間かけて洗脳しコントロール・・・なのだ。
冷静に考えると、富は結局Googleやアップルに集まるように細部にわたって工夫されたシステムができあがっている。
iPhoneなんかバッテリーを自分で交換できないってのは、ユーザーから搾取するためにうまく仕組まれたことの一つだと思う。
昔言われた世界征服と異なることは、征服者が居なくなっても平和にはならないということだ。
我々はすっかりコントロールされている。
たぶんもはや自分のアタマでは何も考えられなくなっているだろう・・・
しかしまー、もう一つ昔の世界征服と異なるのは、征服者もその状態を維持するためにかなりの努力が必要だ、ということなんだがね(笑)
そんなムダな?努力なんかしたくないからやっぱり私は世界征服したくないや(笑)