昔気質技術者のお小言

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ゴミ収集有料化の効果は?

秋田市では昨年7月からごみ収集が有料化され、

その分はゴミ袋1Lあたり1円がゴミ袋の価格に上乗せされている。

有料化の目的はもちろん、ごみの減量である。

 

しかし最近は、ごみの集積場を見てもゴミが減った感じはしない。

 

一方、私は早くからゴミ袋の価格が高くなることの対策で、

ごみを圧縮してゴミ袋に入れていた。

周りの人に聞くと、そうしている人は多い。

 

つまり、ごみの体積は全体として減ったが、ごみの重量は減っていないのでは?

すなわち、ごみは減体積されただけで総量は変わっていないかと。

 

と思ったので秋田市のページを見てみた。

http://www.city.akita.akita.jp/city/ev/cp/gennryouhp/default.htm

 

これによると、ごみの量は重さで測っていた。

そして、ゴミ袋の価格が高くなった7月から3カ月間はゴミの重量が減少している。

だが、その後はそれほど減っていない・・・

 

思うに、ごみ袋の価格が高くなってからしばらくは、皆がゴミを出し渋って、

その後はごみを圧縮して普通に出しているのではないかと。

 

つまり、やはりゴミが減体積化しただけで、ごみを出す量は去年と変わっていないのではないか。

 

私の生活を考えても、別にゴミの量が減った感じはしないからなあ。

ごみを圧縮するのでゴミを出す回数が減っただけで。

まー、ビンボーゆえできるだけ物を買わないようにしているのに、これ以上どうやってごみを減らせという感じがするのだ。