昔気質技術者のお小言

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便座のふたは閉めるべきか?

先日の某新党深夜番組で、

洋式便器のふたは閉めなければいけないのか?という議論がされていた。

 

その場での結論は、閉める必要は無い、ということに。

便器メーカーのコメントがあり、現在は便器のふたは必要ないもの、とされていたから。

 

しかし私はふたは閉めるべきだと思う。

水洗便所といっても、排水管の具合によっては臭いが上がってくることがたまにあるから。

 

欧米とかではバス・トイレ一体として水回りをひとまとめにした構成になっているが、

日本の家屋では便所といえども一つの部屋として考えられている場合が多い。

 

また、ふたを閉める、というのは日本の文化としての意味もある。

どうせすぐに飲むのに茶器にふたをかぶせておくのが良い例だ。

 

現実的な意味が全くないとしても、他人の家にお邪魔したときにトイレを拝借したらふたを閉めておくのが気遣いとかマナーだと思う。

その家庭の考え方があるのだ。

 

一人暮らししていて、普段はトイレのドアも開けっ放し、便器のふたも開けっ放し、というのは、それはそれでよいかと。

それが一人暮らしの一つの醍醐味でもある。

しかし他人んちに”お邪魔”したらねえ・・・そこの家のやり方に従わねばなるまい?

もしどちらかがわからなかったら、ふたを閉めておくのが無難。

便器のふたを開けっぱなしにされて気分を害する人はいても、ふたを閉められて嫌な気持ちになる人はいないと思われるからだ。