昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

FMラジオはどこへ行くのか

FMラジオで音楽番組が減りつつあるというお話。 http://news.livedoor.com/article/detail/8172560/ この記事では背景の説明が若干不足している。 (そこまで説明すると冗長になるから仕方がないのだが) 補足すると、FMは音質が良いので音楽を放送するのに適しているのだ。 AMのように雑音が混じりにくい。 (この原理はこのブログでも過去記事で詳しく説明している↓ http://br-oisan.269g.net/article/17463884.html ) ちなみにアナログテレビもFM形式での送信である。 しかし現在は、音楽情報なんてネットで調べられるし、ネットでダウンロードした方がFM放送よりもよっぽど音質が良い。 FM放送で送信できる音声の周波数範囲よりもデジタル化された音声の方がかなり広いのだ。 だから、どんな音楽があるかの”情報”はネットやはたまたAMラジオで仕入れて、聴きたいものはデジタルで入手すればよい。 FMラジオの立場が無くなっているのだね。 FMラジオは今後どうなるか、衰退する以外の可能性が見えないな・・・ 送信所から電波を送信して受信機で受信する、という形式は今後も絶対必要だと思うのだが、 情報番組やトーク番組だったらAMでも充分だからねえ・・・ しかし、スマートフォンでラジオが聴けるとしても、長時間の移動などではやはり本式のラジオがあった方がよいと思う。 ラジオショッピングなどではこういうのがかなり推されている。
スマートフォンのように充電できるのが便利なんだって。 しかしながら、地方ではやはりラジオは使えないな・・・番組がつまんないから。 地元局に加えて東京の放送をそのまま流す局を全国展開しないと、今後はラジオは生き残れないであろう。