昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

温暖化税を余計に取るべきだ!

相変わらず、テレビのバラエティ番組でのリフォーム紹介では、酷い例ばかりだ。 ちなみに、生活する上で危険があるとかいう古い住宅を匠が直すという番組は見ていませんが。 で、よく見る例は、和室を洋室風にするために押入れをオープンにして部屋の一部にしてしまうというもの。 洋室が好みなのはその人の勝手だからかまわんが・・・ 押入れ内部の壁は断熱性がナイ、ってこと知ってる? つまり冷暖房費が余計にかかる原因になるのだよ? 先日見たテレビでは、一級建築士夫妻が極狭住宅をリフォームしたもの。 部屋を仕切る壁を取っ払ってしまい、廊下部分も含めて広大な空間にしたというもの。 こいつらは”地球温暖化”って知らないのだろうか? 仕切りを全くなくしてしまったら、暖房費とか冷房費とかいくらかかるか分からないでしょ? 夫婦で一級建築士をしているから金があって冷暖房は常に全開運転なんだろうな・・・ 私が家を建てるとかリフォームするとかしても、こういう建築士には絶対頼まねー! こんな本でも読んで勉強してくれい。
もしも壁を取っ払わず部屋の体積を変えていないのに広くなる、もしくは広く見える、というマジック的なリフォームができてこそのテレビ番組ではないのかね? 冷暖房費がいくらかかるか分からない住宅を「わー!広~い♪」などと紹介するテレビ番組もどうかと思う・・・ 思うに、新築やリフォームした家で、1部屋あたりの体積が大きかったら温暖化税を余計に徴収する、とすべきではないだろうか? 特に無駄な吹き抜けはさらに3割増しくらいで。 あ、地球温暖化は”ウソ”である、とする説もあるので、これは申し添えておきます。 でも地球温暖化があってもなくても冷暖房費が天井知らずになることは変わらないのだ。