ノーベル賞は馬鹿馬鹿しいのか?
ノーベル賞ネタが続きます。
ネット上では、ノーベル賞はバカバカしい、とか、ノーベル賞の終焉、とか
否定的な意見が散見されます。
まー、そういう意見もあってもよいとは思います。
ただ、これらの意見はノーベル賞とはそもそも何か、ということを忘れていますな。
ノーベル賞は公の賞ではないのです。
私的財団が勝手に選んだものです。
言われないと忘れてしまいがちなことですが。
本質的にはどっかのナントカ財団が授与する”○○士”なんていう資格とおんなじ。
ノーベル賞は財団の”意向”で選ばれます。
平和賞はその側面が色濃く表れているでしょ?
物理学賞だってIT技術の基礎に関するものが選ばれたことがありました。
しかしそれなりの膨大な調査や評価をして受賞者を選定するから、”権威”があるのは間違いないです。
ノーベル賞そのものに対する批判があってもよいし、むしろあった方がよいとは思いますが、
本質を理解せずにただただ”権威”を批判したいだけの批判オタクによる批判は読む気になりませんな・・・