昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

そりゃあ市場を読み違えるわな

市場を読み違えて商品が全然売れない、とか はたまた需要を予測できずに供給が追い付かず販売中止とか。 そんなことが起きる原因の一端が分かるような気がする。 小銭稼ぎにネットアンケートに登録しているのだが。 このアンケートがまあ酷い。(このネタは前にも書いたが) つまり、アンケートなどを行なう市場調査会社に市場読み違えの原因(の一端)があるのだ。 アンケートの設問に矛盾があるのは日常茶飯事。 そして、1設問で50クリックもさせることが多々ある。 ちなみに1設問あたり0.5ポイントとか0.3ポイントである。 つまり、実際は質問一つについて0.01ポイント以下であることが多いのだ。 回答欄が50行もびっしり並んでいたら一つ一つきちんと考える気になりますかな? こんな酷い設問にまともに答える気にはならんよね? すなわち、市場調査会社はこんないい加減な市場調査(アンケート)でクライアントから金をむしり取っているわけだ。 アンケートがいい加減でまともな市場調査になるわけがナイ。 こんなひどいアンケートなのに、アンケートモニタには「守秘義務」をうるさく言う。 守秘が必要なレベルではないのにね! いや、レベルが低すぎるから秘匿したいのかも。 だから、市場調査会社などにアンケートを依頼しようとする場合は、 まずはそのアンケートサイトに登録して自分でアンケートに回答してみるべきだ。 そうすればまともな市場調査ができるかどうかがある程度分かるはずだ。 「スキマ時間でちょぴっとリッチに」なんて能書きでも、実際のアンケートはすきま時間ではまともに答える気がしない、アンケート詐欺みたいなものが多し、なのだ。 もし、全てのアンケートについてまともじゃん、と思ったら、逆にその人は市場調査には向いていないから担当を辞退した方がいいですな。 一般庶民の感覚が無い人が市場調査しても需要を読み違えるだけだから。