ブリヂストンから自転車のニューモデルが。CHeRO(クエロ)。街乗りに適しているらしい。
・・・欲しい。買えないけど。
このシリーズはちょっと変わっていて、こういうものもある。
・・・これはすっごく欲しい!!!(買えないけど・・・)
最近でこそ20インチくらいのホイールの非ママチャリ車はいろいろ出ているが。
小径ホイール車は昔は質が悪い折りたたみ自転車しかなかったのだ。
よいものもあるにはあったが、ほぼオーダーメイドで無茶苦茶な値段だった。
何年か前にも書いたかもしれないが、「街乗り」には20インチくらいのホイールが最も適している。
18インチだと少し小さすぎかな。
自転車を押して歩道を歩くときでも、ホイールが小さいと(比較的)他の歩行者の邪魔にならない。
取り回しもラク。
そして、これを理解している人はかなり少ないのだが、こぎ出しのときがラク。
街中だったらストップ&ゴーはしょっちゅう。
こぎ出しがラクだと楽だよ~。
実際に初めて乗ってみるとショックを受けるくらい。
ホイールが小さいとなぜこぎ出しの力が小さくて済むのか?
回転半径が小さいものを回転させる方が力が少なくて済むのだ。
”慣性モーメント”って高校の物理でやったでしょ?
わからないという方はお近くの理系の人に質問してみて。
もしわからなかったら、その人はエセ理系である!(笑)
ホイールが小さいとこいでも進まないじゃん、という人もいるが、
そんなもんは単にギア比の問題だ。
普通に走れるよ。
ただし、最高速は大きなホイールの自転車にはかなわない。
しかし今論じているのは「街乗り」だ。
最高速スペックは無意味。
あと、段差を超える時はホイールが小さいと不利なので、
段差を超える瞬間に前輪を持ち上げるくらいのことはした方がよい。
街中でおしゃれ、とか、スマートとかっていうのは、他の人にどれだけ気を遣えるか、である。
他の歩行者や車に気を遣って止まるときは止まる、ということくらいができなければならない。
この自転車はそれが簡単にできそう。
レーサーとかで自動車の進路をふさぎながら、とか、ママチャリでも歩行者を押しのけるように
乱暴に走っているやつは、100万円くらいの自転車に乗っていてもただのチャリクソ野郎である。
もう一度言いますが、小径ホイールでしっかりした作りの自転車に乗ると街乗りの楽しさが全然違いますのだ。