ノーベル賞でふと思う
この記事を書いているときはノーベル賞ウィークだ。
ふと思い出した。
私の知っている人で(あちらは私を知らない)、IT関係の部品に少し前から使われ始めた技術を発明した方がいる。これからどんどん使われるだろう。
この技術はもうかなり昔に発明されていて、当時もその原理が優れていることはわかっていたのだが、なかなか実用化されなかった。
もっと早くに実用化されていて広く使われていればこの方もノーベル賞候補になっていたかもしれない。
実用化されなかった原因の一つに、従来技術も発達してきて早急にこの原理を使う必要が無かったということがあるが、私はもう一つ考えている。
それは・・・推測だが・・・大変言いにくいんだが・・・人柄だ。
講演の謝金を、これじゃあ少ない!といって突っ返したという話を聞いたことがある。
もしそういう人ならば、実用化する企業に対しても横柄だったのではないか。
そうだったら企業は当然手を引く。この先生には寄りつかない。
それでなくとも昔は大学の博士なんか企業とのお付き合いはなかなかなかった。
聖域に身を置いているという意識が強かったからね。
今でこそ企業に協力してもらってという風潮なのだがね。
どんなに偉くても腰の低さは重要だ。
私と同年代前後の人で本当に優秀な人は皆腰が低いんですよね〜